2019/08/27     

北海道に行って純粋にフルマラソンだけを走り

帰ってきた。北海道でもう少しゆっくりしたかったと思ったけど。。

あの道と距離だけが思い出になった。

走ったのはまだ昨日のこと。

ずっと走りながら自分と対話し集中し何も見なかった。

予想も計画も当てはまらず、走っているうちに自分が

どのくらい走れるのか自分で気づいて行った。

練習したんだなってその時思った。

最後のゴールまでの数百メートルは道にたった一人で

ものすごい数の人に見守られて応援してもらって

鳥肌がたった。

すごく焼き付いている。

角を曲がったらすぐにゴールだよ!と言う声が聞こえ

角を曲がるとゴールが見え、電光掲示板で初めて

自分のタイムを知る。もう腕の時計をしばらく見てなかったから

どのくらいのタイムか知らなかった。

走って来た時間を知る。

嬉しかった。

とても嬉しかった。

こんな風に走れて幸せだと思った。

 

笑顔で元気に走りきることができた。

北海道という空気を思い切り吸い、

走ることがどのくらい好きかの順位をつけてもらった。

自分の意思に反応しついて来てくれる体が嬉しかった。

とても満足している。

2019/08/13     

やりたいことがまた増えてしまった。

行くべきところがある。

このために走り、体力をつけていたのかなって

思えてくる。

私はどこに向かいどこに行きたいのだろうと

不思議に思う。

興味が湧いたらすぐに行動している。

自分が冷静に考える前に、既に体はそこへ向かっている。

今までいつもそうだった。

でも今はいつか来るべき日のために焦るのを抑え

遠回りをすることに決めた自分に

今までにない確信があって、きっとそこへ向かう気がする。

したい事を成し遂げるには人に理解を求めている時間はない

理解されないのは当たり前で、自分の心の内は

誰にも話せない。話さなくていい。

 

本を読んでいる最中、心が忙しい。

涙が出て、何もないところでも涙が出る。

こんなに泣いていいものかと思う。

純粋である事、真っ直ぐであることは現代では

ちょっと皮肉っていうか面倒な人種として扱われる

気がするけど、本の主人公の圧倒的な純度に

自分がすごく曲がってる気がしてならない。

純粋さは知ってるもののシンプルさではないかと思う。

一つを突き詰める強さは純粋に見える。

私はまだ道の途中なんだと気づく。

とにかく走ることは人生を変えてる。

そのことに気づいた。

 

朝の4時に起きてまで走りたい人に

自分がなるなんて去年すらも思ってなかった。

目標のタイムを走れれば楽しいと思ってた。

その先があるなんて知らなかった。

走ることがどんどん自分をいろんな方向へ

押してくれて広げてくれる。

 

今は

まだ道の途中。

2019/07/22     

私はテレビを見ない理由はとても弱虫で

逃げている部分がある。

毎日流される人を殺した、怖いニュース

聞いてるだけで怖い。

リアルが一番怖い。お化けも怖いのに生きている人間が一番怖い。

抗えない天変地異。

たくさんすぎる情報や受け身になっていくエンターテイメント。

自分の感覚が痩せ細るのが怖い。

メデイアになれると見ているだけで楽しめるから、

自分で楽しみを取りに行けなくなる。

そんなこと達から逃げてる。

一日悲しくなるから。

選挙だって結果の前に投票率100パーセント

であってほしい。そうでないと。。。

こないだの火事は何も言えない。

信じられない。

私もかつて小さな事務所で先輩と机並べて

毎日絵を描いてた時代がある。

とてもつらくて悲しくなる。

 

世界平和なんて大きなことは言えないんだけど

好きな人の笑顔が見れるなら頑張れる。

とっても好きな人がいるってそれだけで幸せ。

心から頑張ろうと思える。

2019/07/04     

今日は激し目の雨。寝ながら今日は走らないと決める。

雨でも暴風でもほんとは走れる。

走ってみると意外と走れる事が多い。

昨日の夜ヘトヘトになりながら描いたイラストを送ってホッとする。

今世間のだいたいの人々はこの時期を、梅雨を嫌っている。

どんよりして、蒸して、続く雨とか。。。

でもこっそりと私はこの梅雨が好き。生まれた時期だからというのもあるけど

落ち着く。

雨の音がするととても落ち着く。

晴れた空の下が好きだけど、降る雨があるから

潤う、全てが。

 

自分の脚がもっと強ければ

ずっとずっとどこまでも走りたい。

どんな場所でどんな空気なんだろう。

とってもたのしみ。

2019/06/29     

カンボジアから帰ってきた!

おととい帰ってきた。日本は甘い匂いがした。

飛行機から富士山が見えて、胸がキューってなった。

大好きな人たちが住む国、私の国だ!って思った。

カンボジアは美しかった。すごく。

遺跡についてはまだ言葉にできない。

この旅で感じたこと、受けたもの、それはきっとこのまま

心にあるままかもしれない。

だって、あの美しさって偉大で、悠久の時の流れ全部ひっくるめて

全てが美しい。

私の思い出と心に大きな宝物として残った。

カンボジアへ行ってよかった。

 

2019/06/20     

久しぶりに一人で旅行に行く。

久しぶりすぎて全然想像がつかない。

荷物を完璧に用意できそうに無いから詰めるだけ

詰めたら行っちゃえー!って行くしかない。

後は、、きっとどうにかなる。笑。

いつも一人でいるけれど、

旅先での一人はまた違う。

自分のやり方に自分が気づくから面白い。

一つの絵が終わった後、自分で色々と前進を図ってる。

1mmでも進められればいいな。

アトリエの大掃除も始まった。

散らかった資料や書き終えた仕事のイラスト達も

ちゃんと拾ってちゃんと仕舞わなきゃ終わりじゃ無いなって

思い反省する。

今自分の力で何が描けるか楽しみだ。

元気一杯走りながら新しい絵に向かいたい。

誕生日の日、カンボジアにいる。

2019/06/02     

さっき、絵が完成した。

久しぶりの感じだった。

3日くらい前から終わってはいたけれど

手を離れたのはさっきだった。

嬉しかった。

安心した。

額装に出すまでに手を入れるかも知れないけれど

完成している。

絵が終わったらいつも乾杯する。

お酒強くないから2杯目で一人でグラっとしてるけど

いつまでも絵の前で過ごせるような。。。

そんな気持ちになった。

削ったともいうけれど、削られたというより

加えられていった気がする。

描くたびに力になった。

その力を気持ちに変えて込められた気がする。

いつまでも続けと。

自分は生き物だから居なくなる。

でも描いた絵は運良ければ残るかも知れない。

その時に、自分が載せた気持ちはきっと絵の中に生きている。

素直な気持ちや真心、

誰かを思う心、かたちがない気持ち達。

感情に形はない。でも絵の中にこめることはできる。

それがどんなに無駄なものだったとしても

届かなくても、受け入れられなくても

忘れられたとしても

響いても、響かなくても。

伝わっても、伝わらなくても

嘘はない。

私自身が忘れても、これを描いた日の自分は

永遠に織り込まれて絵に溶け込んでいると思う。

思い切りやる。これからも!!

 

2019/05/31     

昨日も戻らなければ、この間も戻ってはくれない。

 

でも今は、今を理解をしようとしている。しっかりとわかった気がする。

今がどんなことなのかちゃんと、ちゃんとわかってる。

それでも。

やらなきゃいけない事、自分が進めなきゃいけないことが

目の前にある。

今の心で描かなきゃいけないことがキツイ。

キツイけど頑張れる。

自分と向き合って描かなきゃいけない。

寝て目が醒めると、今年の自分の書き初めが目に入る。

「強く」だ。

笑ってしまう。強く。

走ってる時もこれ以上無理だと思うことを打ち消しまだまだ

いける、自分なら絶対できる。と思う。

そんな風に緩めない自分が時に嫌で、時に良いと思う。

でも強くなくても良いって思うし

もっと強くならなきゃいけないのかって笑える。

 

 

不思議と、描いていると清々しくなっていく

夢中になって絵の中で生きてる。

真っ白なキャンバスだったところから

今は景色が見えている。自分が初めの一本から

引いていった線が降り積もった結果だから。

最初は何もなかった

あともう少し。

2019/05/22     

これまで、

成し遂げたい事、やりたい事、願うことがあった時

叶わなかったことがあっただろうか。

たくさん叶わなかった事もあった。

けれど、結果できたことや手に入れたことよりも、

強く願ったり、それまでの過程の方を覚えていたりする。

どの記憶も

あの時あんなに強くてまっすぐに向かってた。って思い出せる。

恥ずかしいくらいだけどその時の気持ちに後悔はいつもない。

一日中絵を描いて、仕事の絵の合間に好きなものをまた描く。

走ってバタって寝ちゃう。

強くなりたいなって思うのに、ちょっぴり引いた風邪が

気管支炎になり、咳で眠ることができない。

横になると咳がこみ上げる。

小さい頃喘息で

母がずっとおんぶしてくれた。その背中でやっと眠れた記憶は忘れない。

母は。。。疲れただろうな。と思う。

愛するって強いなって思う。

強くならないと。って思う。

 

2019/05/07     

午前3時前、もう一ミリも筆を動かせないくらい。

気持ちはまだ描きたいのに、指が止まって肘も痛い。

昔痛めた薬指の腱鞘炎が懐かしいくらいに痛み出す。

世間は長いお休みだったけれど

私はずっと絵と居た。

強制的に描けるようにアトリエでもなく、普通にリビングの片隅で。

いつものこの場所なのに、キャンバスに向かうと

どこまでもいけるしどこまでも自由で、見た事のない風景に

自分自身が一番最初に到着できる。

うまくいくか、最後はどうなるかの不安が占めて緊張するけれど

放棄すればこの風景は一生存在できない。

自分で見たいなら、そこへ行きたいなら、何も考えずに

ひたすらやるしかないし描くしかない。

寝なくったって、食べなくたって絵が仕上がればそれでいいなと思う。

絵の前でよく、力尽きて寝ていた。

目が覚めるとまた描き始めて。。。昼夜とかどうでもよく

自由で自由で楽しくて、辛くて。。。悩んで寂しくて。

絵の前では寂しい。

誰とも共有できないことが想像で

私を締める胸の内や体内のものしか絵になって出てこない。

どんなに人と居ても、どんな時間を共有しても

一人になる。気持ちの奥で楽しかった断片が

美しくキラキラする。

誰にも誰かを理解できない。

だから知りたいと思う。

 

Page 3 of 2912345...1020...Last »