2015.2
2015/02/26     

今日も一日中作業机(作る神が宿っている。)とともに

過ごしました。ライトボックスのスイッチのon、offをぱちぱち

繰り返し、デスクライトをつけたり消したり。。。

一日で24カット描きました。簡単なイラストですが

簡単な!って一番簡単じゃない。といつも思います。

結局できたのは深夜になりました。

たまった他の仕事が泣いてます。。。

あさってから気合い入れてそっちに取りかからないと

本当にもう間に合わない!!

でも明日は友人と温泉です!やった〜

2015/02/24     

不思議でたまらないのだけど最近、

絵を描くことが好きで好きで楽しくてやめられません。

落書きでもなんでもいいのですが描きたいがために

全ての用を終わらせ、たとえ深夜でも描きます。

特に壮大な作品制作してるわけでもないのですが

描きたい。描いていたい。という気持ちでいっぱいです。

どうしたんだろう、自分。というくらいです。

こないだまでの絵への気持ちとは違い

ただただ単に描きたいのです。

それに描く度に絵は難しい。と思って笑えます。

その後にくる深い集中がタッチを重ねる度に入って行く感じが

とても面白くてやめられません。

いやいや、どんだけ今まで絵を描いてきたんだ。と思うけど

こんなに絵が楽しいなんて知らなかったよ!!と

大声で叫びたい!くらいです。笑!

2015/02/24     

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「大学への数学」の

イラストを担当してから、2年と半。この4月から

3年目になります。はじめの半年ははデッサン、1年目はペン画

2年目はカラー画でした。

2014年度をずらりと並べたらすごく自分で描いたけど

圧巻で満喫できました。

毎月気を引き締めてやる作業だし、勉強だし、

伝えたいとおもい描いてます。

もしも、勉強に忙しくて余裕無くて表紙なんて覚えてなくても

何となく視覚的に入る動物で和んでくれたらな。。と。

写真と絵の違いは、写真はピントこそありますが全てを写しだします。

だから小さな陰も陽の光も背景も全部影響します。

絵は、まず作者の目のなかで描いた気持ちが表れます。

表現したい色や形だけを描きます。そこが一番難しいのですが

表現には”理解”が必要になります。

うすペッラな目で見れば薄い絵になります。

そのものの生命とか純粋に美しい生きる姿が

絵で描いてみたいと常に思います。

今年度4月号はとても力みました。

是非お手に取ってみてください!全国書店にて毎月20日発売です。

2015/02/12     drawing

相変わらずものつくりの神が宿った机とともに

いろいろ描いたり作ったりしている日々ですが

その中で、急にデッサンというものに立ち返り始めました。

デッサンは絵を描き始めるときに必ず無意識にもやってることで

絵が始まるまでにスケッチから下絵から実際描くまでには

自分は4〜5回くらい清書を繰り返します。

その中でいる線、いらない線を選択したりします。

それもデッサンですが、自分のデッサンってものが

何となくあってその範囲を超えての表現はなかなか出来ないというか

いつまでたってもすごく大事な作業です。

描いてるものがあったとして、

そのものをうまく描こうとして線で輪郭をなぞったり

形を取りますがそれをしてるといつまでもそのものは描けて無くて

結局何を描いてるかというと印刷物のように

写真のようなものになるので、それでも十分写実にかけるならば

うまく見えるだろうしデッサンとして、形をとらえる力で言うと

良いのかもしれないのですが

自分がこれから獲たいデッサンとはやっぱり

描こうとしているそのものの向こう側が描きたいのです。

空間とはまたちょっとちがくて、言葉で言い表しにくいですが、、

なんならものの形なんかとれてなくてもいいわけで、、、

をを!これは、というデッサンとは

そのものがまとってる空気みたいなものも書き出せています。

もしかしたら鉛筆ではもう無理だと言う気もします。

だからなんだというと、そのものの向こう側を描けるようになって

作品でも、向こう側が表現できるようになれればなと。

思っています。

それには伝えてゆく作業も大事だと思っています、

あぁ、この絵にはあっち側もあるんだと気づいてもらえる

ような絵が描きたいのです。

とりあえず、、机とともに溜め込んだ仕事をぎりぎりまで

やってないので今日からはこの机仕事三昧です。

でも、仕事の中にもデッサンに近いものがあるので

一皮剥きたいです。それに入魂したいです。

2015/02/06     small desk

こないだふと気づいたことあって、、

その日も朝からずーーーっと描きっぱなしで疲れて

気づけば夫が帰ってきて我にかえる。というのがここ最近のパターンで

いつものように夕飯を出したあと、さてさて!と机に向かおうとして。。

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なぜかこの机の前にいつも吸い寄せられるのです。

この小さな机、新年早々に行った骨董市で即決したもの。

本当は夫が買ってしまった小引き出しが欲しかったにも関わらず

家まで持って帰るの困難なのにも関わらず

なぜかとても必要な気がしてこの机を買って帰りました。

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当初、彫刻専用の机にして、彫刻する時は

机ごと持ち歩いて行けば引き出しにはのみやら彫刻刀やらが

入ってる。という用途でした。今でもそうなのですが。。

この机がきて以来、もの作りが激しくて

一日中何か描いたり彫ったり描いたりして

気づけばエスキースや描いたもので箱はいっぱいになりました。

この机があると自然となんか描いていてあれもこれも!

勝手に一人で忙しいのです。

そこで、ふと気づいたのはこの机には

もの作りの神様が宿っているのかもしれない!と。。

もしくは前に使っていた人が創作する人か。。。

この机がきてからというもの、本当にここで

毎日なんかやっているのです。

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とにかく私の相棒と言うか

この机に吸い寄せられては何かを作っています。

しかも一日中ずっと。

何だろう、この創作意欲は!と、不思議になります。

誰にも頼まれてないことを最近はやっていなかったのに

仕事としての制作しか取り組んでなかったけれど

この机は一人遊びに没頭させてくれて

ずっとずっと前に絵を描いてた時と同じ

純粋に描く喜びにあふれかえっています。

仕事だろうが落書きだろうが関係なく

何でも良いんだから、とにかく描きたいんだから。と

この机にむかっています!

ものつくりの神が宿った素敵な机に新年早々出会えて

ほんとうにうれしい。

とってもとっても素敵な机です。

2015/02/02     wood cut

最近とにかく彫っている、

自分の絵を彫ることはたのしくもあり、少し変な感覚がある。

それは自分の描いた線を責任もって彫らなければならないということ。

だから自然に引っ張った線に責任をすごく持つことになる。

版画はとても好きでいつも少しチャレンジしては

失敗をしていました。近年、趣味で彫刻刀やのみを使い

カトラリー制作やはんこ制作などしてたおかげで道具が急激にそろい

ついこないだまで出来なかったことが急にできるように

なった瞬間がここさいきんありました。

木版で失敗を繰り返していたとき、なんにもわかっていませんでした。

凹凸のこともわかっていながら表現できませんでした。

まず第一に彫ることが出来なかった!

なぜこんなに版にこだわるかというと

一枚絵を描いていたときの唯一感、さよなら感

入魂感はその時のもので誰とも共有できません、

できたとしても本物の絵で共有できる人はたった一人。

作品作りはとても大事ですがはかな過ぎるな、とも

思っていました。

版のすばらしいところは、版自体が美しいということ

丈夫で永遠だということ、

たくさん刷ってたくさん絵が出来るということ。

絵を描いた後に伴う作業は倍以上になってしまいますが

やるだけの価値はあると思っています。

将来、絵だけではなく身の回りのほとんどの物を

自分の手が入ったものにしたいという願望があるので

版画もその一環です。

とりあえずは今は来年用の12ヶ月のカレンダーを刷るつもりです。

それにしても木版もまたしても独学、

ゴム版で何枚か習作し、昨日初めて木版に移行しました。

木に彫ったあの気持ちよさは格別でした。

いままで木に彫れなかったのに、やっと自分の線が

木に表現可能になった瞬間でした。やっぱりずっとやりたいと思うことは

チャレンジし続けて行くことです。

ということで、版画での作品作りはこれからやっと

スタートラインです!