すっかり趣味の一つとなった将棋。
“父といつか互角に戦いたい。”という動機始まりはかわりませんが
強くなってみたいと思うようになりました。
将棋は趣味と言っても勉強する事や鍛錬がなければちっとも前へ進みません。
生意気にもルールさえわかれば棋力関係なくプロの棋士同士の対局を
見て面白いと思えるのです。
いつも暗闇のもやもやになってしまう自分の将棋が
プロ棋士はみなバシバシと戦い、すごい!!と言う手を見せてくれます。
始めたばかりでも超参考になるのです。
実践で使えるか使えないかは置いといて笑
この間、竜王戦の頂点が決まりました。そしてその7番勝負では
ずっと矢倉戦でした。私はたった一つその矢倉を覚えています。矢倉に
組めるだけで中盤終盤の戦い方がまだ全然わからないレベルです。
このタイトル戦の間中、竜王や名人が同じ手筋で(最初だけw)
一番有名なタイトル戦で同じ矢倉を組んでいて超興奮しました。
ここまで将棋について言っておいてなんですが
私は勝ち負けがとても、とても苦手です。笑。
将棋をはじめてすぐ当たり前に負けるのですが
負ける事がとても嫌でした。負けるの当然ですし負けて負けて行く事は
避けれない将棋なのに、「負けました」ということが悔しくて
言わなきゃ行けないのに悔しくてなかなかちゃんと言えませんでした。
ただ、それは自分の勝ち気な負けず嫌いな性格なだけで
その時は初めて過ぎて「将棋をしてなかったから。」
今はじょじょにいろいろとわかり、素直に「負けました」と言えます。
それはなぜ負けたかがわかるようになったからです。
初めてしばらくは勝つ事が出来ないと良く言われますがホントそうだと思います。
自分が35歳という充分な大人になるまで勝敗から逃げていたことにも
気づかせてもらいました。
私の今までに勝ち負けはありませんでした。
だから勝った事も負けた事もありませんでした。最後は受験の時以来でしょうか。
勝ち負けはありませんが自分で絶対あきらめないでやってたと思います。
そんなこと思い出しつつ将棋を趣味にしています。
竜王戦では、9連覇していた渡辺明竜王が敗れ、森内竜王名人が勝ちました。
絵を描きながらニコ生放送で見ていましたが
渡辺二冠の負けは投了より少し前に解説からわかってきていましたが
渡辺明二冠は、負けをわかりつつもきちん最後までさして
どう負けるかを投げていませんでした。
それを見てまたさらに負ける事が少しわかった気がします。
渡辺明二冠はきっとこれからもっともっと強くなると思います。
素晴らしい世界だなぁと思いました
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