2019.6
2019/06/02     

さっき、絵が完成した。

久しぶりの感じだった。

3日くらい前から終わってはいたけれど

手を離れたのはさっきだった。

嬉しかった。

安心した。

額装に出すまでに手を入れるかも知れないけれど

完成している。

絵が終わったらいつも乾杯する。

お酒強くないから2杯目で一人でグラっとしてるけど

いつまでも絵の前で過ごせるような。。。

そんな気持ちになった。

削ったともいうけれど、削られたというより

加えられていった気がする。

描くたびに力になった。

その力を気持ちに変えて込められた気がする。

いつまでも続けと。

自分は生き物だから居なくなる。

でも描いた絵は運良ければ残るかも知れない。

その時に、自分が載せた気持ちはきっと絵の中に生きている。

素直な気持ちや真心、

誰かを思う心、かたちがない気持ち達。

感情に形はない。でも絵の中にこめることはできる。

それがどんなに無駄なものだったとしても

届かなくても、受け入れられなくても

忘れられたとしても

響いても、響かなくても。

伝わっても、伝わらなくても

嘘はない。

私自身が忘れても、これを描いた日の自分は

永遠に織り込まれて絵に溶け込んでいると思う。

思い切りやる。これからも!!