さっき、絵が完成した。
久しぶりの感じだった。
3日くらい前から終わってはいたけれど
手を離れたのはさっきだった。
嬉しかった。
安心した。
額装に出すまでに手を入れるかも知れないけれど
完成している。
絵が終わったらいつも乾杯する。
お酒強くないから2杯目で一人でグラっとしてるけど
いつまでも絵の前で過ごせるような。。。
そんな気持ちになった。
削ったともいうけれど、削られたというより
加えられていった気がする。
描くたびに力になった。
その力を気持ちに変えて込められた気がする。
いつまでも続けと。
自分は生き物だから居なくなる。
でも描いた絵は運良ければ残るかも知れない。
その時に、自分が載せた気持ちはきっと絵の中に生きている。
素直な気持ちや真心、
誰かを思う心、かたちがない気持ち達。
感情に形はない。でも絵の中にこめることはできる。
それがどんなに無駄なものだったとしても
届かなくても、受け入れられなくても
忘れられたとしても
響いても、響かなくても。
伝わっても、伝わらなくても
嘘はない。
私自身が忘れても、これを描いた日の自分は
永遠に織り込まれて絵に溶け込んでいると思う。
思い切りやる。これからも!!