2017.6
2017/06/23     

先日、6月4日朝早くから海で泳いで練習し

思い切り材木座から海岸線を10kmランニングした。

とても気持ちいい1日の前半を過ごし

家に帰ると明日までのミュッシャ展の事で頭がいっぱいに。

5月は怪我やらなにやらで展覧会どころではなくてあきらめてた。

でも6月に入り友人から感想メールをもらってまだ開催中と知り、、

もう既に3時。意を決して美術館に電話してみると、

5時30までに並べば見れるとの事。

リュックに低周波入れたり、麦わら帽、本を入れて

久しぶりに美術館で並んだ。

ミュッシャのスラヴ叙事詩が見られるのなら

並ぶのも立っているのも苦じゃなかった。

この機会を逃し後悔する事に比べたら楽勝でした。

会場に入ったとたん、もうだめだって

思いました。想像していた大きさよりも

美しさよりも遥かに超えて

自分を圧倒し気持ちがあふれて

どうしようもなかった。

涙が止まらなくて何度も目の前の絵がゆがみ

涙を我慢して見る。という時間が続いた。

こうして時間がたった今もまだ胸の中に

スラヴ叙事詩の一つ一つが迫って来て

色の風景や描かれた人物に包まれている。

また、描かれていた光景は感じる事が出来た。

あぁ、絵って本当に美しくて

絵っていいなぁ。なんて当たり前のような

単純な事考えました。

アートには様々な表現方法がありジャンルがある。

でもずっと自分のアートは絵で、人が1本ひいた線から

生まれる絵がアートだと思っている。

もうすぐ39歳になるけれど、まだしぶとく絵を描いている。

絵に携わりながら、絵を描く人たちと触れ合って

悩む姿を見たり、、自分も色んな事に悩んでいる。

絵はいつも同じじゃないしうまく描けない。

だけど必ず描こうとすれば自分のものになってくれる。

そうやって一枚ずつ仕上げて行く事がこれからもしたい。