2015.10
2015/10/29     

最近お弁当を作るのがはやっている。

自分はどこにも行かないのに、どこかへ行く人に

お弁当を作って持たせる、ということ。

お弁当作りは本当にめんどうだけど、一回始めると

錆び付いた機械に油差したみたく日々の食生活が

うまく回る。冷蔵庫もすごく整う。

副菜や小さな野菜のおかずのストックが常に

あるようになるから、夕飯も楽になる。

お弁当ってちょっとまた料理とはジャンルが

違う気がしていて、色んな思いを詰めたり

受け取ったりできるものなきがする。

自分の記憶に中学生の時

学校に行くのがしんどくてお弁当の時間が

怖かった事がある。だけどいつも母のお弁当は

おいしくて、開けるとおいしい香りがいっぱいになって

食べているときだけ大丈夫だった。という記憶がある。

そのしんどい時期は長くは続かなくて良かったけれど

母の食はいつでも自分を救っていてくれてた。

仕事で色々とあってもお弁当を開けるときだけ

ほっとしてほしいと思う。

それと泳げない母が今がんばって水泳を習っている。

今日のお昼に私は初めて母にお弁当を作ってあげた。

         水泳の後に、ジムで私のお弁当を食べた母から

「おいしかったよ」のメールがきた。