個人情報だだ漏れで過ごしている自分としては
今つきあう人たちの中で自分の事ほとんど知られていない関係が
まれです。でも何にも知らない人もいます。
知るといっても大した事は私にはありません。
心臓が動いているって事実さえあれば他に何が
知りたいのかって知ってほしいのかって思います。
存在だけです。
なのにどうして、知ってほしいという欲求って
生まれるんだろうと疑問です。
何かを知っていようが事実がどうであれ
目の前にあるもう二つの目をみていたり
触らなくてもわかる体温やにおいが
親密さを生みます。
そこに距離があっても自分にはわかる。
飛び越えてしまうものもあるし
保ちたいものもある。
言葉にした事を覚えているよりも
言葉にしなかった事の方を覚えている。。。
こんな風に伝えられたら良いのにと
思いつくのに伝える手段を持っていない。
生きているもの同士が互いを知る事は
いらない行為なのかもしれない。
「ちょっとすいません」って言って相手の心臓の音
聞かせてもらえたらそれだけで
良いと思う。
その鼓動が聞きたいなって思う。
きっときっと素晴らしいきれいな音なんだろうと
わかるから。