2019/05/07     

午前3時前、もう一ミリも筆を動かせないくらい。

気持ちはまだ描きたいのに、指が止まって肘も痛い。

昔痛めた薬指の腱鞘炎が懐かしいくらいに痛み出す。

世間は長いお休みだったけれど

私はずっと絵と居た。

強制的に描けるようにアトリエでもなく、普通にリビングの片隅で。

いつものこの場所なのに、キャンバスに向かうと

どこまでもいけるしどこまでも自由で、見た事のない風景に

自分自身が一番最初に到着できる。

うまくいくか、最後はどうなるかの不安が占めて緊張するけれど

放棄すればこの風景は一生存在できない。

自分で見たいなら、そこへ行きたいなら、何も考えずに

ひたすらやるしかないし描くしかない。

寝なくったって、食べなくたって絵が仕上がればそれでいいなと思う。

絵の前でよく、力尽きて寝ていた。

目が覚めるとまた描き始めて。。。昼夜とかどうでもよく

自由で自由で楽しくて、辛くて。。。悩んで寂しくて。

絵の前では寂しい。

誰とも共有できないことが想像で

私を締める胸の内や体内のものしか絵になって出てこない。

どんなに人と居ても、どんな時間を共有しても

一人になる。気持ちの奥で楽しかった断片が

美しくキラキラする。

誰にも誰かを理解できない。

だから知りたいと思う。